
こんにちは☆
イナっちです!
中古マンション購入や、リフォーム&リノベーションについて、
何がいいのか、正しいのか、自分に合っているのかわからない!という方に、
イナっちが不動産のプロに質問するので、一緒に賢く楽しく学んでいきましょう!(^^)!
今回のテーマは
『中古マンション購入の際、どの借り方が一番よいか?』です。
中古マンションを購入する際に出てくる住宅ローンの話。
でも、
種類や特徴、金利のことがややこしくて訳わかりません!!
林社長教えてください~
住宅ローンは住宅を購入するときに初めて利用するものなので、
わからなくて当然!
一緒に理解していきましょう♪
住宅ローン商品を選ぶ際の3つのポイント
住宅ローンの借り方は、金利のタイプ、返済期間や返済方法の組み合わせで住宅ローン商品が作られてるんですよ。
1つの金融機関でいくつかの商品をもっていますので、どれを選べばいいのかわからないという人が多いのです。
そうです!イナっちもわからない。
『どの住宅ローンを選ぶかで返済金額も変わる』と聞いたことがあるんやけど、ほんまですか?
その通り!
どれを選ぶかで、返済金額が変わります。ですから、
住宅ローンを選ぶ際は、自分に合ったものを選ぶことです。
最も気を付けたいことは、完済するまできちんと支払えるものを選ぶこと。無理な返済計画を立ててしまって、途中で払えなくなると大変ですよ!
では、住宅ローンには、どんなタイプのものがあるか見ていきましょうか(*^-^*)
はい!お願いします!
変動金利と固定金利。どっちがお得?
変動金利と固定金利。
住宅ローンは大きく分けてこの2つのタイプがあるのは知っているけれど、
その違いまではよくわからないねーん!!
うんうん。変動金利と固定金利は何?
どっちがお得?
ということはよく出る質問です。
実は、結論を先に言ってしまえば、どちらがいい、どちらがお得と一概には言えないです。
どちらにも、メリットがあり、デメリットもあるんです。
じゃあ~、固定金利、変動金利について教えてください!!
今の日本は低金利なんです。でも、将来の金利がどうなるか、誰にもわかりません。
強いていうなら、手堅く、安定的な返済をしたいのなら固定金利を選びます。
普段から市場の値動きに関心をもち、借り換えなども念頭に置いておくことができるなら、変動金利を選ぶといいでしょう。
低金利が続いたり、金利が上がると総返済額はどうなるの?
低金利が続くと、総返済額は変動金利型の方が少なくなります。
一方、金利が上昇すると、固定金利型よりも総返済額が大きくなることもあるんですよ!
住宅ローンは、そのローンの組み方によって総返済額が違ってくるんやね!!
そうですね!
それぞれの仕組みを理解して、どのタイプが最も合っているか十分に比較検討しましょう!
住宅ローン商品3つの金利タイプ

商品は、主に固定金利型、変動金利型、固定金利期間選択型という3つの金利タイプに分けられます。
固定金利型
ローン契約時から返済終了まで、金利が変わらないタイプ。
変動金利型よりも金利が高いため、返済額も高めに設定されています。
返済期間中、完済するまで返済額が一定なので、将来設計がしやすく安心感がある点がメリットです。
変動金利型
市場金利の変動に合わせて、一定期間ごとに金利を見直すタイプです。
一般的には、半年ごとに金利の見直しを行い、3年か5年ごとに返済額を見直します。
いまのように低金利の時には返済額が少なくて済みます。
しかし、金利が上昇すると返済額が増えますので、注意が必要。
固定金利期間選択型
当初の一定期間だけが固定金利で、固定期間終了後は、その時点の金利水準で、固定金利期間選択型か変動金利型かを選択するタイプです。固定期間は2年~20年などがあります。
メリットは、当面の返済額が変わらないこと。
デメリットは、固定期間終了後の返済額が分からないことです。
金利が上がっているか、下がっているかによって、
有利、不利があるんやね~
どれが一番いいかは人それぞれですが、
一般的には、金利が上昇傾向にあれば、固定金利の方が有利となり、金利が下降や安定傾向にあれば変動金利が有利ですよ!
返済期間は、短い方がいい? それとも、長くするの?
住宅ローンの返済期間は、完済時の年齢などによって制限がありますが、多くの金融機関では35年返済が最長というのが一般的です。
返済期間は短い方がいいんだろうな~と何となく思ってるけど、実際はどうなんですか?
返済総額が同じなら、返済期間を長くすれば月々の返済額は少なく済ませられますね。
では、返済期間は長いほどいいのかな?
いえいえ!!
返済期間が長くなると、金利は高くなり、利息も多く払わなくてはなりません。その分、返済総額が増えることになります。
サラリーマンの方で、定年などで収入が無くなったり、減少する年齢がわかっているのでしたら、その歳までには完済するように計画を立てた方が安心です。
そうか~!!長いと金利が高くなるのか!
それなら、返済期間を早めに終わらせておく方がいいね☆
元利均等返済と元金均等返済
がんりきんとうへんさい??がんきんきんとうへんさい??
聞きなれない言葉ですよね!
元利均等返済とは、元金と利息を合わせた返済額が毎回一定となる返済方法です。
多くの場合、元利均等返済が利用されています。
メリットは、返済スタート時の返済額が少なく済むこと。
これは、デメリットと裏腹です。返済額が少ないということは元金が減らず、
利息分が多いということです!
返済金額が少ない分、利息が多いねんな~。
確かに、どっちがいいかは、人それぞれや<(_ _)>
一方、元金均等返済は、元金の返済は毎回一定で、利息は元金残高によって計算される返済方法です。
当初の返済額は大きくなりますが、返済が進むにつれて金額が減っていきますよ。
ただし、元金均等返済を扱っていない銀行もありますから、金融機関の候補を選ぶ際に注意が必要です。
なるほど!!最初は金額が少ないか、大きいかなんやね~。
あなたに合った住宅ローンは何?

今回は、変動金利と固定金利の特徴と、返済期間、元利均等返済と元金均等返済を見てきましたね!
イナっちは、それぞれのメリット、デメリットが理解できたかな?
いや~!聞きなれない言葉の連続で知恵熱出そうやわ。
将来の金利がわかればいいのに~( ;∀;)
選ぶポイントってありますか?
将来の金利がいくらになるか、それは誰にもわかりません。
選ぶ際のポイントは、今の生活と将来の計画をしっかり立てて、そこに中古マンションの住宅ローンも並行して考えていくことです。
いま低金利だからといって、いつまでも続く訳ではないでしょう。
いつかは金利が上がるリスクがあるのです。
今の低金利がいつまでも続かないのであれば、金利が上がった時も考えて返済できる金額にした方が良さそう!
金額がわかっていた方が計画しやすいからイナっちは安心やな~
完済するまで返済額がわかっていた方が安心なら、固定金利型を選びましょう!
返済総額を抑えたいなら、変動金利型にしてこまめに見直しを検討していくこと。
そして、いざ金利が上がったらどうするか、それに備えて貯蓄をするなど、備えも並行しておくことが必要ですよ!
どちらの返済方法を選ぶにせよ、無理なく返済し続けることができるかが、一番大切やね!!
また、繰上げ返済するのなら、元利均等返済の方が、利息軽減効果が高いので、そうした点も考慮して、最適な返済方法を選びましょう!
よーし!!繰り上げ返済もできるくらいに、余裕のある計画を組もうっと!
中古マンション購入の際、どの借り方が一番よいか?
いかがでしたか?
選び方のポイントも合わせて、賢い中古マンション選びの参考にしてみてくださいね☆
直接話を聞いてみたい!相談してみたいという方は、少人数セミナーにお越しください♪
こちらクをクリック

【インタビュアー宮城自己紹介ページ】
オススメ関連記事
1.自分にとっての中古マンション適正価格ってどのくらい?
2.中古マンション購入するために、どこからお金を借りるのか?
3.中古マンション購入の際、どの借り方が一番よいか?
4.中古マンション購入に、頭金は本当に必要か?
5.中古マンションの購入費とリノベーション費用のバランス
6.中古マンション後から売却できる、そのメリットは?
7.売却前提で中古マンション物件を探すデメリット
8.どんな中古マンションは売却しやすい?
9.中古マンションをリノベーションすると売却しやすい?しにくい?
10.中古マンションを売却しないで賃貸に出すのもあり?
11.ローンが終わる前に中古マンションを売却するのはあり?
12.マンションは新品でなくても良い(中古マンションのメリット)
13.中古マンションを、リノベーションで気分よく住もう
14.中古リノベマンションと一軒家の比較
15.中古マンションを選ぶ基準(こんな項目を検討してみよう)
16.中古マンション購入によって、考えておきたい生活の変化
17.これからの日本で起きそうな変化~中古マンション事情~
18.どんな中古マンションを買うと損をするのか?
19.中古マンションを、どんなリノベーションすると損するのか?
20.中古マンションを購入する際、どんなお金の借り方をすると損をするのか?