イナっち!かしこい中古マンション探し」第8話。
「重要事項説明書を説明させて頂きましたので
次はいよいよ売買契約です。」
「よし!」
売買契約は必ず事前に宅地建物取引主任者による重要事項説明書の
読み上げがあり、きっちりと説明があって
全てにおいてご納得頂いた上で売買契約となります。
売買契約書の内容は主に重要事項説明書と重複しております。
重要事項説明書に記載がなく売買契約書にのみ
記載がある場合があるのでその点はしっかりと
担当の宅地建物取引主任者に確認しましょう。
注意するのは
- 売買金額
- 金銭の授受の時期
- 最終決済の時期
- 物件引き渡しの時期
- 特約事項
- その他
となります。
そして売買契約書の読み合わせが終われば
署名捺印し、手付金の受け渡しです。
通常手付金は売買代金の1割残後が通常です。
この手付金は物件決済時に売主様より返金されますが
売買代金に充当されたり、諸費用に充当されたりするのが
一般的です。
また売買契約は通常、売主様と買主様が立ち合いのもと
重要事項説明書、売買契約書を読み合わせし
双方合意の上で売買契約を交わしますが
一部それぞれの事情で売主様、買主様それぞれ都合の良い日時で
売買契約を交わす持ち回り契約をする場合もあります。
出来ることなら売買契約時に色々と確認できるので
立ち合い契約を優先したいところです。
「イナっちさん、では手付金をお願い致します。」
「はい、手付金。」
「ありがとうございます。これで売買契約終了です!」
「やっと終わった~。」
「あとは楽しい、リフォームのお打ち合わせです!」
「待ってましたぁ~!!」